終端記号(terminal symbol)は、文法を構成する基本単位であり、前述の「トークン」と同じ意味です。
非終端記号(nonterminal symbol)は、終端記号の集合であり、まとまった意味を持つもののことを言います。たとえば、「関数」、「複文」、「if文」、「式」などは非終端記号の例です。
終端記号や非終端記号は、直感的に分かりにくい用語ですが、構文をツリー状に表した場合に、ツリーの末端にくるものが「終端記号」、トークンの集まりによる部分木が「非終端記号」ということになります。
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